BadenBadenで開催されたクッション展に参加しました。
このクッション展に出品した「peanut」は、布の特徴である柔らかいやさしい雰囲気を大切にして
布で立体を作りたいと思い、作り始めました。 ですからピーナツ型をした「布のオブジェ」としても、クッションとしても楽しめるのです。
クッション展に参加する以前からこの「peanut」はシンボルとしてずっと作り続けていた
テーマの1つですが、いつもほっとする、心の緊張がすっと解かれるような気持ちを作りだす 「空気感」を大切に制作しています。
「peanut」を実際手に抱えると、ソフトな布の素材感と赤ちゃんのようなサイズでとても落ち着きます。 この「peanut」はささやかだけれど、ほっとする時間を毎日の中に届けられたらという思いを込めて 布からハンドプリントでひとつひとつ手で作っています。
すべて手作業で作るのはとても大変ですが、ひと針ひと針、作業が進んで行くと 自分の心の中の固まったところが柔らかくなっていくのを感じます。 ほっとする時間が届けられたらいいな、どんな人が使ってくれるのだろう・・・ そんな気持ちが少しでも伝わると嬉しいです。
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